①「軟骨のすり減り」だけでは、膝の痛みは説明できない
膝が痛み出すと、整形外科でレントゲンを撮り「軟骨がすり減っていますね」「変形性膝関節症ですので注射しましょう」という流れになることが多いと思います。しかし、この一連の流れの中で、「あなたの膝の痛み」そのものには何もフォーカスされていません。**膝の軟骨がすり減ろうが、骨棘ができていようが、それがレントゲンで確認されようが、あなたの膝の痛みに関わっている要因は、別のところにある可能性があります。変形している人がみんな痛くなるわけでもなく、「変形=痛み」という紐付けは、必ずしも正しくありません。変形は加齢という要因だけでなく、変形を助長させる別の要因があるはずです。
②膝は「安定性」を求められる関節
人の関節には、可動性を求められる関節(肩関節、股関節)と、安定性(支持性)を求められる関節(肘関節、膝関節)があります。安定性の関節は、構造上あまり大きく動くことを求められていません。変形性膝関節症の場合、本来可動性の乏しい膝関節が、何らかの原因で過剰な可動性を求められるようになってしまっている、その原因を探して治療していくことが大切になります。
③機能学的な面と、力学的な面の両方を見る
施術では、筋肉が硬い・弱っている・どこかの組織と癒着しているといった「機能学的な面」に加え、片足で綺麗に立てるか、外反母趾や足の捻挫を放置していないか、膝関節以外の股関節や足関節がちゃんと動くか、猫背や反り腰などの姿勢の問題がないかといった「力学的な面(身体のバランス)」の両方から見ていく必要があります。そこを見ないまま、硬い筋肉をいくらほぐしたり伸ばしたりしても、根本的な改善にはつながりにくいと考えられます。
まとめ
変形性の病変に対しても、身体全体のバランスを取っていくことが必要だと、当院では考えています。捉え方には様々なアプローチがあり、これはそのひとつの視点にすぎません。緩めるべき筋肉は柔軟にし、使い方を忘れてしまっている筋肉は使えるようにしていく——こうした体の見方が、ご自身の膝の状態と向き合うヒントになればと思います。症状の出方は人それぞれですので、まずは一度、お気軽にご相談ください。
整体院リザルト-RESULT-ひびきの院:北九州市若松区ひびきの北2-1 Legend113-805号 整体院リザルト-RESULT-小倉院:北九州市小倉北区大門2-3-18 ノースステイツ西小倉703号








