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椎間板ヘルニアの真実

坐骨神経痛あなたはこの事実を知っていますか??

椎間板ヘルニアで症状がある方は約6割程度なんです!!

これは、『日本整形外科学会』のガイドラインや参考書などにも多く記載されている事実です。

これを今読んでいるあなたは椎間板ヘルニアと診断されて腰痛や坐骨神経痛、痺れなどの症状に悩まされているのではないでしょうか??

ここで疑ってほしいのは

『本当に椎間板ヘルニアが原因で腰痛や坐骨神経痛になっているのか?』

です!!

上記にありますように、症状がある方は約6程度という事実です!

無症状の人はどうなっているのか??

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「あなたの腰痛と坐骨神経痛は椎間板ヘルニアで神経が圧迫されているのが原因です」

と病院で医師から説明を受けたのではないでしょうか??

神経圧迫=腰痛・神経痛

の印象が強いかと思いますが、それでは無症状の人は神経が圧迫されていないことになります。

確かに椎間板ヘルニアがごく軽度であればその可能性もありますが、

無症状のほどんどがMRIやCTなどでしっかりとした神経圧迫所見がある人です。

つまりは

神経圧迫 ≠ 腰痛・神経痛

とうことになります。

では、無症状の方々はどうなっているのか?

神経圧迫は確かにありますが、神経が動ける(滑走できる)状態であるということなんです。

神経は体の動きに合わせて組織の間を滑って動いています。

神経は筋肉や皮膚とは違い『あまり引き伸ばせない組織』なのです。

つまりは、神経が動けない程の圧迫で引き伸ばされると筋力低下(力が入らない)や感覚低下(もやもやするなど)、トイレコントロールがうまくいかない(膀胱直腸障害)の症状が出現します。

あれ?腰痛や坐骨神経痛は出ないんですか??

と思われたと思います。

圧迫のされ方次第では『腰痛』や『坐骨神経痛』は出現することがありますが、割合は非常に低いです。

では、腰痛や坐骨神経痛の原因は何??

結論から言いますと、

椎間板ヘルニアの”神経圧迫”による腰痛や坐骨神経痛はほとんどありません!!

椎間板ヘルニアで腰痛も発症されている方は、腰椎関節やアライメント(姿勢)不良による筋関節負担の偏りによるものが多いです。

坐骨神経痛に関しては、ヘルニアとは関係ない場所で、坐骨神経が筋膜などの他の組織と『癒着』して発症している場合がほとんどです。

確かめやすい方法としては、『痛み止め薬』の内服で効果がない場合は、可能性は高いです。

神経ブロック注射は『神経炎症』に効果的ですので、効かない場合も神経癒着である可能性は大いに考えられます。

「でも、医師はヘルニアの神経圧迫が原因って言っていますが・・・」

先ほど記載しましたように、神経圧迫が原因になることも稀にあります。

私も、幾人もの坐骨神経痛患者を治療してきましたが、1〜2%の方は、いくら施術しても改善しませんでした。そしてその方々は手術で改善をしました。

角度を変えれば、施術で改善しない症状のほとんどが、手術で改善する症状です。

ですので、医師から上記のように説明を受けても『手術しないといけない』とは考えなくて大丈夫なんです。

また、手術しても良くならないと聞いた!という方も、手術でしか改善しないヘルニアの症状もあることを認識してください。

まとめ

今回は椎間板ヘルニアについて説明と解説をしました。

一番お伝えしたいことは、『正しい治療選択』が重要であるということです。

我々の治療でしか治せない症状もあれば、手術でしか治せない症状もあります。

大切なのは、正しい病態を把握してもらうことに他なりません。

当院に受診されて病院を勧めた方もいらっしゃいます。

もし、今のご症状が施術なのか手術なのかお困りの際は、気軽に当院へ一度ご連絡くださいませ、真摯に評価して選択肢のご提示に努めて参りますので、悩まずにご連絡くださいませ。

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