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脊柱管狭窄症は進行性でありますので、ほったらかしにすると確実にどんどん悪くなります。
脊柱管とは背骨が作る、脊髄の入るスペースのことで、そのスペースが狭くなっているという病態です。狭くなる原因は、そのスペースの前後にある靭帯の内、後方にある黄色靭帯が厚みが増してしまったり骨と骨との距離が縮んでしまい椎間板が突出し脊柱管内に進出してしまい管内が狭くなっている状態でそれにより、神経組織を圧迫し神経組織への循環不全や、関節部のストレス増加などから下肢の痺れや痛みなど症状が誘発されるようになります。なので狭窄の所見が画像検査などでみつかっても、圧迫の程度がそこまでだったり、体を動かす際に組織の滑走が保たれていたりすればそれほど症状が出ないこともあります。
そこで、狭窄症を助長させる刺激を減らすことや、逆に良い動きを出来るようにしていくなど施策が必要になります。
今回は患部に近い部位に注目してご紹介していきます。

施策1腰が反りすぎる動きを控えること

構造的に体幹の後屈(のけ反る動き)刺激は、腰椎が反る動きになり脊柱管をより狭窄させる要因になります。
また多くの場合、年齢とともに股関節伸展(足を後方に引く動作)の可動域が減ると腰椎で代償してしまっているパターンが多く

歩行の際に歩幅が減少している人や、姿勢の悪い人などは両足を前後に出した際の後ろに足を引く動き(股関節伸展)で股関節を後ろに引くことより腰を反ることで足を後ろへやる特徴があります。股関節を後方へひく股関節の伸展(足を後ろに引く動作)の可動域を出すため筋再教育や股関節の柔軟性を獲得する施術が必要となってきます。

施策2前屈動作により脊柱管拡大刺激を促す

後屈に対して反対の前屈方向の刺激は脊柱管が拡がり症状緩和肢位にもなる刺激となります。慢性的に腰椎伸展になっている場合、腰椎を反らせてしまう背筋の緊張が高まりかえって腹部の筋肉は機能しづらい状況が出来上がります。

緊張の高い筋肉は緩めて機能しづらい筋肉は使えるよう再教育していく施術が必要になります。
また体幹後屈方向の運動を制動する役割の筋肉が使えてないことが多いので腹直筋や腹横筋と言われるような、腹筋群を使える環境を作る施術をすることも必要であります。

このような感じで、ここまで患部に近い場所に対しての施策を紹介させていただきましたが脊柱管狭窄症は症状の体感は急かもしれませんが、脊柱管自体は急に狭くなるわけでもなく、徐々に形成されてきたもので、狭窄自体を物理的に拡げるアプローチはオペしかありませんが、症状を助長するような力学的要因から症状が出ている場合に見直すには、足から頭頸部まで全身が関わってくるため上記以外の多角的なアプローチが必要になってきます。
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